西武バスへ要望提出 バス路線増便を
日本共産党東久留米市議団は2023年1月23日、宮本徹衆議院議員の仲介で所沢市にある西武バス株式会社へ路線バス運行本数の維持と新たなバス路線の開設などを求める要望書を提出し、意見交換しました。原のり子都議が同席しました。
同社担当者からは感染症拡大の影響でバス事業者を取り巻く厳しい現状について説明があると共に、安全なバスの運行についての様々な工夫と努力が語られました。
同社への申し入れは2014年以来で3回目。共産党市議団は同社との連絡が取れなくなり、要望を直接届けることができなくなっていました。今回の申し入れは宮本徹衆院議員の仲介で実現しました。
西武バス担当者からは感染症の拡大で利用者減が元に戻らず以前と比べて8割程度にとどまっていること、運転手の確保とともに労働条件の改善を図らなければならず、現状の運行本数維持が精一杯となっていること、燃料代の高騰で3億円を超えるコストアップに直面していることなどが説明されました。
その他、車道を走る自転車に加え、2023年7月から電動キックボードが免許不要で車道を走れるようになることなどバス事業者として安全確保が大きな課題とのことでした。
私は滝山営業所からひばりヶ丘駅行きバス路線の増便と、廃止されてしまった昭和病院行きバスの復活を要望しましたが、現状は難しいとの回答でした。安心して住み続けられる街作りのためにはデマンド型交通「くるぶー」だけでなく、コミュニティバスの実現などさらなる地域公共交通の充実が必要です。
