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トピック
- いきすぎ差し押さえ、子ども手当まで
東久留米市議会 原市議が質問
２０１０年１２月９日
７日市議会本会議一般質問で日本共産党の原のり子市議は、行き過ぎた差し押さえが進められている状況について質問しました。原市議は、生活保護受給世帯が１２１６世帯に増えるなど市民生活が厳しさを増す状況のなかで、東久留米市による差し押さえ件数が１２１０件に上っていることを指摘しました。これは、近隣市と比較してきわめて多い件数になっています。
原市議は、子ども手当１０万４０００円が残高３８４円の預金口座に振り込まれた直後に全額差し押さえられたケースを紹介し法律で禁止されている子ども手当の差し押さえの事例が発生している事について市の見解を質しました。
市財政部長は、事情があり納税できない場合は事前に相談に来てほしいとしながら、子ども手当が振り込まれた口座の差し押さえは預金払い戻し請求権の差し押さえであり適法であると強弁しました。
原議員は、財務大臣の国会答弁も引きながら、子ども手当は子どものために使うお金であり差し押さえするべきではなく、いったん差し押さえた場合でも実態として子ども手当であった場合は、返還すべきではないかとさらに市の対応を求めましたが、市長や市財務部長から明確な答弁はありませんでした。
厳しさを増す市民のくらしの中で東久留米の徴税のあり方が厳しく問われています。
