容器包装プラスチック収集袋 無料配布へ
2023年4月13日
東久留米市は2023年末までに、国の新型コロナウイルス対応地方創生臨時公金を活用した市民生活支援の取り組みとして、容器包装プラスチック用の指定収集袋を全世帯に無料配布する予算を市議会定例会に提案しました。配布される収集袋は1世帯につき、20リットルサイズの収集袋を20枚です。
提案された補正予算は賛成多数で可決されました。共産党市議団は賛成しました。全世帯に配布する理由として、分別をさらに促進するためなどとしています。
電気代やガス代をはじめ多くの生活必需品の値上がりがある中で、私は家庭ごみ指定収集袋の値下げを求めてきました。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴って、市民の生活は大きく変わりました。外食が減り、在宅する時間が増えればどうしても家庭ごみは増えます。そうなれば、購入する指定収集袋も増え市民負担は増えてしまいます。
共産党市議団は一貫して、さらなる資源化の方法を示し市民の協力でごみ減量の具体策を示すべきと求めてきました。しかし、市の担当部は宅配便を活用した小型廃家電の回収などを実施していますが、抜本的な資源化やごみ減量につながる提案は示していません。国が求めている製品プラスチックの分別も導入時期は未定です。
市民の暮らしが厳しさを増す現状を考えれば、家庭ごみ指定収集袋の値下げが必要です。あわせて、指定収集袋の減免制度を低所得世帯や子育て世帯に拡大することも求めています。
