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村山順次郎
 
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駅西口富士見テラス 取り壊し進む

市民の声を聞いて再建を

2023年4月14日

東久留米駅西口にある富士見テラスの取り壊しが進んでいます。3月の市議会で、富田竜馬市長は富士見テラスの再建について否定しませんでしたが、2023年度予算には再建に関する経費は盛り込まれませんでした。

東久留米駅は関東の駅百選に、西口にある富士見テラスは関東の富士見百景に選ばれ、市民に親しまれています。富田竜馬市長は9月1日、この富士見テラスを取り壊すことを発表しました。住民参加でつくられた駅だからこそ、市民の意見を聞いて再建することが求められています。

東久留米駅はひとつの建築物に見えますが、西口にあるエスカレーターなどと富士見テラスがある部分は市が建設・管理してきた施設です。1994年に駅舎全体が建て直され、西口も新たに設置されました。

共産党市議団の調査によって、この駅西口施設で建築基準法に基づく建築確認などの手続きがとられていないことがわかりました。私は2020年9月の市議会で、この問題を指摘すると担当部もこれを認めました。

担当部は、駅西口施設を建築基準法に適合させるため大規模な調査を実施。エスカレーターがある部分は必要な強度がありましたが、富士見テラスは必要な基準の4割程度しか強度がないことがわかりました。あわせて、担当部は大規模改修を実施する計画を策定。共産党市議団が長年求めていた下りエスカレーターも追加されることとなりました。

富田市長は、「富士見テラスを残して補強しようとすると地中構造物も同時に補強しなければならず、期間も費用も増大するので取り壊すこととした」としています。担当部は再建した場合の費用は5256万円かかるとしています。

東久留米市のシンボルともなっている東久留米駅西口施設。市民の意見を聞いて富士見テラスを再建するべみです。

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