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村山順次郎
 
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生徒・保護者の声を聞いて

あたたかい中学校給食の実現を

2023年4月16日

「東久留米でも食缶方式によるあたたかい中学校給食を」ーー市議会にはたびたび市民・保護者の声が届けられています。よりよい食育を推進するためにも、深刻さを増す子どもの貧困対策のためにも、喫食率が54%にとどまる東久留米の選択制「スクールランチ」を中学生や保護者の声を聞いて抜本的に改善するべきです。

3月の市議会で私が紹介議員となった請願は、中学校給食の実態状況の把握と意見の調査を求める近隣市でも実施しているごく当たり前の調査を求めるものでしたが、賛成少数で不採択となりました。

市の教育委員会は学校給食運営協議会などで保護者の意見を聞き、栄養士が学校を巡回して生徒の声を聞いているとして、頑なにアンケート調査の実施を拒否しています。

富田竜馬市長は、2025年秋をめどに現在のスクールランチを改善するため、個別容器でスープなどをあたたかく提供するとの案を示しました。しかし、この案を検討する段階で中学生や保護者の意見を反映する機会は十分取られていません。スクールランチのおかずは冷たいままで、多くの生徒や保護者がのぞむ抜本的な改善にはならず、不十分です。

共産党市議団は繰り返し、生徒や保護者の意見を他市の例に学んで調査した上で多摩地域で20市が実施し、3市が準備中の食缶方式によるあたたかい中学校給食の実現を求めてきました。

「東久留米市の温かい中学校給食の実現をめざす会」が2022年に実施したアンケートでも「中学校の給食も『小学校同様に全員制のあたたかい給食』がよいと思いますか」との設問に89%が「はい」と答えています。

少子高齢化の改善が求められる中、中学校給食の抜本的な改善が急務です。

日本共産党